■平成18年度モデル企業見学会の実施
中小企業人材確保推進事業の一環として9月にモデル企業見学会を実施しました。今年度からは県外の企業は対象外なので当組合の構成事業所から3社をピックアップし二日間に分けて見学してきました。まず9月12日に大分市内の(株)ざびえる本舗と豊の梅園企業組合を。26日には竹田市の(有)但馬屋老舗の工場と関連施設をゆっくり見せていただきました。それぞれ規模も特色も違いますが、衛生面等は十分注意し、従業員の働きやすい職場造りに努めているようでした。
ざびえる本舗は大勢のパートさんたちがそれぞれの持ち場で迅速な作業をこなしていました。荏隈に工場があった時から長く勤めているパートの方も多いとのことでしたので、真面目でやる気のある良い人材を大切にしているということがうかがわれました。
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ざびえる本舗工場内 |
豊の梅園企業組合は、ちょうどタイミングが悪く9月16日からトキハグループでの販売が決定し、一斉発売に向けて菓子の生産が忙しかったようで、ゆっくりお話が聞けませんでしたが、さすがベテラン揃いの組合だけあって効率よく慣れた手つきで豊の梅園を製造していました。また高齢者雇用について勉強になりました。
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豊の梅園企業組合工場内 |
但馬屋老舗は本店の歴史ある木造建築のイメージを活かしつつ外観は白壁造りの一見由緒ある宿を思わせるような工場でしたが、中に入ると近代的な設備が整っていて、そのギャップに驚かされました。その他にもいくつかの関連施設があり板井社長と専務の案内により丁寧に説明をしていただきながらじっくりと見学しました。また、くじゅう高原の瀬の本に販売店を出店したとのことで、そちらにも寄ってみましたが素晴らしい環境の中に温泉施設が完備されたCOCO VILLAGEというリゾート施設があり、その中で洋菓子屋やレストラン等と一緒に、お馴染みの「荒城の月」や「三笠野」など銘菓が並ぶ瀬の本店が出店されていて、交代で出勤するという従業員の方が感じの良い対応をしていました。
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但馬屋老舗工場外観 |
但馬屋老舗工場内 |
尚、但馬屋老舗は、現在トキハわさだ店にて開催中(15日まで)の「活き活き大分じまん市」において三笠野の実演販売を行っています。更にトキハ創業70周年記念銘菓として「栗のしずく」という道明寺を使い栗の葉で包んだ上品な菓子を開発・販売していますので、この機会に是非お買い求め下さい。